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重岡「この前のテスト。Aさん、学年一位やったやん？」
A「あ、そういえば…」
重岡「そういえば、て。笑
凄いことなんになぁ？全然関心ないん？」
A「点数だけ見て、順位表全然見てなかったです…」
重岡「なんや。笑
俺な？そのテストで4位やってん。
割と1位狙ったりしててんから、Aさんが1位って知って、なんやこの子〜！って。笑」
A「そう、なんですか…
というか、あんまりここ人来ないのに。なんかあったんですか？」
重岡「ん〜？強いて言うなら、Aさんに会いに来た」
A「は？」
重岡「Aさん、いっつもここで歌、歌ってるやん？上手いな〜思て。ここ通る度に聞いててん。」
重岡「んで、今日も歌っとるから、話しかけたろ思たんよ」
A「え、聞かれてたんですか…恥ずかしい…」
重岡「なぁ、普通に俺の事知らんの？」
A「え？どこかでお話したこと、ありましたっけ…？」
重岡「いや、知らんならええねん。」
A「？」
重岡「そんじゃ。俺はこれで。
な、明日も会わへん？」
A「はぁ…昼休みは私、居るので。」
重岡「ん、りょーかい。
じゃ、な」
.
−教室、休み時間−
女子A「重岡く〜ん！！」
重岡「…なんや」
女子A「昨日のテレビ、見たよ〜！重岡くんかっこよかった！さすがジャ○ーズ！」
重岡「…そか。」
女子A「応援してるよ〜！
てか、今日の放課後空いてる〜？お話したいことあって…」
重岡「悪いけど、俺女子と二人きりにならんようにしてんねん。用事ならここで言ってや。
言えんなら、悪いけど。」
女子A「そっ、か…」
…ん？
ジャ○ーズ？
重岡くん、昼休みの時と全然違ったな…
なんでだろ？
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作者名：とらい | 作成日時：2019年5月15日 21時
