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4. ページ5

−昼休み−


トントン


A「失礼します…」


中間「おお、Aさん。悪いなぁ、お昼時に呼び出してしもて。」


A「いえ……それで、用事は、なんですか…?」



中間「実はな…

各教科、教科担当の生徒おるやん?1人ずつ。


さっき、Aさんのクラスの担当誰か確認したんやけど、何故か英語会話だけ決まってなかってん。

やから、君にお願い出来ひんやろか、って思ってん。」


A「…え?」


中間「あかん…?」




そんな、子犬みたいな目で見られたら誰だって断れないでしょ…ずるいなぁ、この人。


A「いや、だめではありませんけど…


あの、どうして私に?」


中間「え?それは…


秘密。って言ったら怒る?」


A「えっ…隠す必要あるんですか…?」


中間「気に…なる…?」


A「いや、急に呼び出されて教科担当やってって言われたらそりゃあ誰でも気になりますよ」


中間「そか、せやな。


じゃあちょっとだけ教えたるわ。


Aさんのことが気になったから」

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作者名:とらい | 作成日時:2019年5月15日 21時

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