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「いらっしゃ〜い」
A「照史」
桐「ん？どした？」
A「この前は…
すいませんでした！！！！！」
桐「この前…？
あーあー！あれか〜！笑
ええよええよ。笑
お酒も程々にせんと、な？笑」
A「正直、酔い潰れたこと無かったから油断してたー…気をつけます…」
桐「うん、気ぃ付けや？笑
俺だったからまだ良かったけど、他のお店だったら大変やったで？笑」
A「ほんっとありがとう！
いやー、持つべきものは友！だね〜！笑」
桐「…ん、せやな。」
A「ん？どした？」
桐「…なぁ。
閉店後、ちょっと時間ある？」
A「いいけど…どした？」
桐「ちょっと…な。」
A「…？
そか。うん、わかった。」
なんか変。
あれ、もしかして、あの夜変な事言った？
−−
それから2、3時間。
まぁだらだらと、この前の教訓からお酒は控えめにしつつ。
閉店まで照史のお店で過ごした。
−−
桐「ごめんな、こんな遅くまで居させてしもうて…」
A「いいよいいよ、この前のお詫び。
で、どした？」
桐「遅いし、Aの家まで送る道中で話すな」
A「わかった。じゃあお言葉に甘えて」
照史の車に乗るの、(泥酔して記憶無い時を除けば)久々。
しかも、照史が「助手席乗ってや」って言ってきて。
なんか、カップルみたい。
そっと、運転してる照史を見てみた。
あれ。
意外と、カッコイイかも。
桐「何？笑」
A「えっ！？あ、ううん！なんでも！ない！」
桐「ほんまかいな。笑」
A「ていうか、話ってなんですかーー。笑
そろそろ私の家、着きますけどー！笑」
桐「おん…せやなぁ。」
そう、どこか切なげに呟く照史の横顔は。
凄くかっこよくて
不覚にも、ドキッとしてしまった。
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作者名：とらい | 作成日時：2019年5月15日 21時
