幽霊に恋をした。【青】 (ページ3)

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私が最も嫌いなもの。それは満員電車。理由は皆大体分かるでしょ？痴漢ですよ。ここ1年で、何回目だろう。数えられないぐらいされてる。今も。

すると痴漢気持ち悪いの手の感触が消えた。

？「あの、俺の彼女に手出さないで貰えます？気持ち悪いんで。」

痴漢は助けてくれた方の手を振りほどいて逃げていった…彼女ってw

あなた「神山君！」

智洋「大丈夫だった？あいつホンマに最低やな…」

助けてくれたのは、同僚の神山智洋君だった。

あなた「助けてくれてありがとう！」

智洋「そんな…当たり前の事やし！」

あなた「本当に神山君には助けてもらってばっかりだよ…」

智洋「困ってたら助けるって小学校でも習ったやん！」

あなた「ww」

智洋「せっかくだし、一緒に会社まで行こ！」

あなた「うん！」

実は私、神山君の事好きなんです。まぁ叶わない恋だけどね。

智洋「どうした？」

あなた「え!？何でもないよ！」

智洋「昨日あんまり寝てない？」

あなた「ちょっと変な事があってねー…」

智洋「変な事って？」

あなた「なんか…幽霊的なものが見えてしまって…」

智洋「幽霊!？すごいやん！」

あなた「でも夢かもしれないけどね(笑)」

智洋「夢なんかーい(笑)まぁ健康には気ぃ付けや？今大事な時期なんやから。」

あなた「流石お母さんだね！」

智洋「男なんですけど！…さっき出かける前も洗濯機回してきてんけど(笑)」

あなた「おかんや！」

智洋「関西弁なっとるがな(笑)」

告白したいけど、この関係を崩したくないから絶対言えない。神山君はどう思ってるのかな。