WESTの姫は黄色の妹 (ページ30)

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メンバーとの関係をどうしたら元通りになる？
そう思ってた時だった。
あのプロデューサーとのことは。

そりゃ体目当てだって頭では分かってた。
けど、それで本当に売れるならって…
思ってしまった。

まさかあんなことになるとは知らずに。

好きでもない人に抱かれて気持ちが悪かった。
涙しか出てこなかった。

写真撮られて脅されたときは、このことがバレたらまたみんなに迷惑かけてしまう。
そんなことばかり考えていた。

私の体はとうとう持たなくなってしまった。

目を覚ました時には病院にいて、青ざめた顔で泣いていた淳太くんがいた。

｢…あれ、私…｣

淳太｢バカ！無理すんなっていつも言うてるのに…｣

｢ごめん…｣

淳太くんにはそこそこ話した。
さすがに全部は話せへんもん。
けどその後メンバーみんな来てくれて色々話してなかったことバレたし、怒られたけど仲直りもできた。

本気で怒ってくれて…嬉しかった。
さすがに神ちゃんのビンタにはびっくりしたし、痛かったけど(汗)

プロデューサーとのことも辞めさせるようにしてくれたし、写真も消せたから良かった。

でも…その後も眠れない日々は続いた。
だから、淳太くんにお願いして一緒のベッドで寝るようにした。
淳太くんがいない時は濵ちゃんや神ちゃんたちにも協力してもらった。
今でも時々協力してもらってる。

特に眠れなくなって自分が嫌になるのは地方のロケや収録。
ホテルで泊まらなあかんって時が1番思い出して嫌で嫌で…

自分の体を傷つけてしまった。
大ちゃんに止められた時にハッとなって我に返ったけど、それでも自分の体が嫌すぎて…
あのPのこと忘れたくて。