#2 ページ42
背後からとてつもなく黒いものを感じ、恐る恐る振り返ってみると...。
伊「ねぇ山田？何でそんな事聞いたの？」
「いやぁ...？な、何か気になっ、て？みたいなっ？、」
伊「ウソ。目で分かるもん。泳いでるよ」
あららぁ、俺の瞳の中のオレが夏を先取っちゃった訳ね。うんうん、溺れろ。
「いや...、っだって、さ。明らかに伊野ちゃんの方が可愛いじゃん。一目瞭然っていうか。現にテレビとか出ても、伊野ちゃんの方がいっぱい可愛いって言われるんだし、」
伊「なに、山田は可愛いって言ってもらいたいの？俺以外の誰かに？」
あ、何か地雷踏んだ？俺、変なスイッチ見つけちゃった？そしてまさか押しちゃった？
どんどんいのおさんのえがおがかわりつつあるんですが。
「そうとは言ってない、ッけど...。ただ、伊野ちゃんの方が可愛いってはなし、っ!？」
段々と尻すぼみになっていく言葉達を見送っていると、突然凄まじい力で押し倒された。
え、いや無言で押し倒すのは普通に怖いよ。こえぇ。
「い、っのちゃん...？、どうしたっ？」
伊「山田はさぁ、俺だけに可愛いって言われてたらいいの。他の人のはいらない」
そう謎めいた宣言をされたかと思ったら、今度ははむりと唇が喰まれた。
「...っ、!？ふ、んんッ、っは」
上顎をなぞられ、歯列を辿られ、舌を吸い尽くされ、思う存分口内を荒らされる。
激しいキスの合間に何とか酸素を吸おうとしても、それすらも阻まれてしまうものだからつくづく伊野ちゃんの独占欲には呆れる。
呼吸まで自分のものにしたいって、どんなヤバい奴なんだよ。
伊「...、っは」
「んんっ、...い、いのちゃぁ...っン、ぅ！」
名前を辿り呼んで手を伸ばそうとしたところ、見事にそれを絡め取られ、いつの間にか露わになっていた下半身に持っていかれた。
手首を細い指に掴まれ、ゆるく上へ下へと動かされると、嫌でもそこは反応してしまう。
「あっ、ぁ、ァッ、...！、っん、あぁ、やめ...っ」
伊「やめないよ。山田がイくまでね」
絶望的な条件を強いられ、熱く火照っているのにどこか熱が落とされた感覚が身体を走り去っていった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 102人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ジャス民茉莉花.@ナナイロノマホウ 。*(プロフ) - ?????ねこまる?????さん» 喜んで頂けて良かったですっ！いえいえ、こちらこそリクエストありがとうございました(´ω`*)♪ 良ければ、またお待ちしています♪ (2019年7月10日 17時) (
レス) id: 41f8bed30c (このIDを非表示/違反報告)
?????ねこまる?????(プロフ) - ジャス民茉莉花.@ナナイロノマホウ 。*さん» すっごく面白かったです！ありがとうございました！ (2019年7月10日 14時) (レス) id: f1ae22e852 (このIDを非表示/違反報告)
ジャス民茉莉花.@ナナイロノマホウ 。*(プロフ) - ?????ねこまる?????さん» レスが遅くなりすみません...。リクエストとコメント、本当にありがとうございます(´;ω;`)了解しました！少し時間はかかるかもしれませんが、有難く書かせて頂きますね♪ (2019年7月10日 7時) (レス) id: 41f8bed30c (このIDを非表示/違反報告)
?????ねこまる?????(プロフ) - リクエストお願いします！いのやまで、裏ありのイチャラブでお願いします！ (2019年7月9日 14時) (レス) id: f1ae22e852 (このIDを非表示/違反報告)
ジャス民茉莉花.@ナナイロノマホウ 。*(プロフ) - 苺さん» リクエスト&コメント、本当にありがとうございます(´;ω;`)了解しました！少し時間はかかるかもしれませんが、必ず書かせて頂きますねp(´∀`*)♪ (2019年7月2日 18時) (レス) id: 41f8bed30c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ジャス民茉莉花 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org
作成日時：2018年9月18日 7時
