#3(裏) ページ34
「...お前さ、今の自分の立場分かってんの？」
あまり普段することの無い呼び方に、大袈裟なぐらい肩を跳ね上げ、すくんだ首筋に舌を這わせた。
山「ッひ、ゃ...！」
「...こことか、勝利に舐めたり、噛んだりしてもらいたい？」
無理矢理付いたままのテレビの方に顔を向かせ、完全に露わになった無防備なそこに歯を立てる。
山「っや、やぁ、あっ...！、けっ、けんと、...っ」
「普通さぁ、首筋噛まれたら痛いだけなんだから、そんな声出さないでしょ？本当、変態ですよね、」
普段なら、憧れの相手に言うのは憚られるような言葉でも、理性なんて溶けて無くなってしまった今は、自然と口から流れ出てくる。
山「ごめっ、...ごめっ、けんと...っ。も、しょーりっ、言わないから...、やめ、」
「だーめ。山田くんが勝利を見続けてた分、俺も山田くんの可愛らしく乱れる姿、ずっと見てますからね」
ここに来て、初めてのキス。
上唇をついばむ様な優しいキスから一転、舌を長く伸ばし歯列をなぞり、滑らかな上顎をゆっくりと撫ぜる。
また、ビクンッと揺れる過敏な身体を押さえ付け、音を鳴らしながら味わうように唇を楽しむ。
薄目を開くと、目の前には崩れているのに完璧なまでに整った端正な顔立ち。
既にとろけきった表情をして、うっすらと欲の滲んだ涙がその白い頬を伝って流れ落ちた。
寂しさを感じながらも離れると、銀色の糸が二人の唇の間で揺らめきその内ぷつりと切れて無くなった。
これだけで荒く肩を上下させて、短い息を落とす彼を愛おしく感じながら、リネン素材のTシャツに手を差し入れる。
シャワーか、はたまたお風呂から出て来たばかりなのか、しっとりとし吸い付くようなきめ細やかな肌を指で堪能する。
しばらくゴソゴソと探っていると、ふいに突っかかりが指の腹に当たった。
その正体を理解して途端に表情筋が緩んでしまう俺も、相当な変態なのかもな。
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ジャス民茉莉花.@ナナイロノマホウ 。*(プロフ) - ?????ねこまる?????さん» 喜んで頂けて良かったですっ！いえいえ、こちらこそリクエストありがとうございました(´ω`*)♪ 良ければ、またお待ちしています♪ (2019年7月10日 17時) (
レス) id: 41f8bed30c (このIDを非表示/違反報告)
?????ねこまる?????(プロフ) - ジャス民茉莉花.@ナナイロノマホウ 。*さん» すっごく面白かったです！ありがとうございました！ (2019年7月10日 14時) (レス) id: f1ae22e852 (このIDを非表示/違反報告)
ジャス民茉莉花.@ナナイロノマホウ 。*(プロフ) - ?????ねこまる?????さん» レスが遅くなりすみません...。リクエストとコメント、本当にありがとうございます(´;ω;`)了解しました！少し時間はかかるかもしれませんが、有難く書かせて頂きますね♪ (2019年7月10日 7時) (レス) id: 41f8bed30c (このIDを非表示/違反報告)
?????ねこまる?????(プロフ) - リクエストお願いします！いのやまで、裏ありのイチャラブでお願いします！ (2019年7月9日 14時) (レス) id: f1ae22e852 (このIDを非表示/違反報告)
ジャス民茉莉花.@ナナイロノマホウ 。*(プロフ) - 苺さん» リクエスト&コメント、本当にありがとうございます(´;ω;`)了解しました！少し時間はかかるかもしれませんが、必ず書かせて頂きますねp(´∀`*)♪ (2019年7月2日 18時) (レス) id: 41f8bed30c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジャス民茉莉花 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org
作成日時：2018年9月18日 7時
