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「来てもうた...」
いま、僕の現在地は沢山の家が軒並ぶ高級住宅街。
涼介先輩、こんな所に住んでんねや...。
まぁ、あの見た目だし性格だし、セレブでも十分おかしくないか。
なんて事を考えながら、玄関前に設置されている門を押し開け、インターフォンを鳴らす。
すると、ガチャッという音と共に扉が開いた。
『はい...。え?』
そこから、綺麗な女の人が顔を覗かせた。
お姉さんか何かかな...にしても、美人さんやな〜。
『あの、っえっと...、』
「、あぁッすみません!ちょっとボーッとしてて...」
うっとりと女の人に見とれていると、ふいに肩をトントンと叩かれた。
そこでハッと我に返り、慌てて自己紹介を始めた。
「僕、涼介...息子さんの友達で、小瀧望いうんですけど...ちょっと、先輩が心配で来ました」
そして俺は、如何にして先輩の住所を知り得たのか等々、詳しい理由を伝えていった。
『あぁ〜、...。はいはい!それは、わざわざありがとうございます...涼介も、きっと喜ぶと思います』
全てを伝い終えると、女の人は納得したかの様にパッと目を見開いて、目を細めて微笑んだ。
あぁ、やっぱり綺麗...やっぱり、姉弟は似るんかな。
...って、ちゃう!そんな本題とズレた事ばっかり考えてもしゃあないわ!
少しでも間が空くとすぐに変な思考を
巡らせてしまうので(男の性<さが>)、俺はすぐに本題を投げかけた。
「で、そのっ先輩は...、」
『涼介なら二階にいますよ。何か、部屋に閉じこもったきり出てこなくて』
その何気ない言葉に、思わず胸が締め付けられる。
罪悪感がすごいな...。
『呼んできましょうか?』
「あ、いえ!...俺が、行きますっ」
ついに覚悟を決めて、僕は涼介先輩の部屋へと案内してもらった。
「はぁぁぁぁ...」
思いきり息を吐いて、思いきり息を吸う。
そして、軽く咳払いをする。
さぁ...意を決して、!
コンコン
「涼介先輩...いますか?」
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ジャス民茉莉花.@ナナイロノマホウ 。*(プロフ) - ?????ねこまる?????さん» 喜んで頂けて良かったですっ!いえいえ、こちらこそリクエストありがとうございました(´ω`*)♪ 良ければ、またお待ちしています♪ (2019年7月10日 17時) (レス) id: 41f8bed30c (このIDを非表示/違反報告)
?????ねこまる?????(プロフ) - ジャス民茉莉花.@ナナイロノマホウ 。*さん» すっごく面白かったです!ありがとうございました! (2019年7月10日 14時) (レス) id: f1ae22e852 (このIDを非表示/違反報告)
ジャス民茉莉花.@ナナイロノマホウ 。*(プロフ) - ?????ねこまる?????さん» レスが遅くなりすみません...。リクエストとコメント、本当にありがとうございます(´;ω;`)了解しました!少し時間はかかるかもしれませんが、有難く書かせて頂きますね♪ (2019年7月10日 7時) (レス) id: 41f8bed30c (このIDを非表示/違反報告)
?????ねこまる?????(プロフ) - リクエストお願いします!いのやまで、裏ありのイチャラブでお願いします! (2019年7月9日 14時) (レス) id: f1ae22e852 (このIDを非表示/違反報告)
ジャス民茉莉花.@ナナイロノマホウ 。*(プロフ) - 苺さん» リクエスト&コメント、本当にありがとうございます(´;ω;`)了解しました!少し時間はかかるかもしれませんが、必ず書かせて頂きますねp(´∀`*)♪ (2019年7月2日 18時) (レス) id: 41f8bed30c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジャス民茉莉花 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org
作成日時:2018年9月18日 7時