運命のKissを… yt ym ページ8
yt side
今日は、久しぶりに山とのお出かけ。
そろそろ晩ご飯かなって2人で話してたら、ルージュのような夕日に山が照らされた。
山ってやっぱイケメンだよな…
絵になるよ…
写真、撮ったら怒るかな？
このとき気づいた。
“山を誰のものにもしたくない” この欲望の意味を。
山がもし眠り姫なら、起こすのに言葉だけじゃ足りない。
ym「裕翔くん何食べた ﾁｭｯ えっ///」
振り向いた山のほっぺにキスをした。
唇に宿された魔法はもう解けない。
あー、もう離れられないな…
わかってたんだけどな…
山は夢中にするよりもされる人だってこと。
消えない柔らかな感触が俺を解かしていく…
呪文のように消えては浮かぶこの想い。
疑いはもういらない。
山、2人で真実の愛を探そう。
yt「あのさ山。俺、山が好き」
ym「へっ///お、俺も裕翔くんが好き///」
君と2人で描けるなら、永遠に続いていく童話のようなHappy endだな。
ym「ねえ裕翔くん」
yt「ん？ ﾁｭｯ 」
…？ 山が、俺のほっぺにキスした…///
yt「山かわいい！！！」
ym「うるさいな///」
2人の愛が目覚めていく。
運命が引き寄せたんだ
宇宙の誰よりも山だけを。
燃えるように熱くなる心は、冷めることを知らず、１つになった。
さあ、今度は2人一緒に運命のKissを。
〜運命に口付けた〜 『Kiss Your Lips』
長い夜に朝日がさした in tk （死ネタ入ります）→←つづき
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作者名：miyu | 作成日時：2021年1月23日 20時
