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つづき ページ18
yb side
数ヶ月後
光と喧嘩してしまった…
家を飛び出し、今は公園にいる。
最近光が他の人といてばっかだから、なんかムカついてあたっちゃった…
今考えたら俺だって他の人とご飯行ったりしてるよな…
これじゃあ俺が束縛してる理不尽なやつじゃん…
あ、雨降ってきた。
傘はあるわけないけど、帰りづらい…
どさくさに紛れて涙を流した。
yb「光、ごめん(´；ω；`)」
これが本人に言えたら楽なのにな…
そのとき思い出した。
忘れちゃいけないあの日のこと。
光が俺に“ありふれた世界なら薮はいない”そう言ってくれた日。
“人生は最後の最後で素晴らしいって笑顔で言えたらそれでいい”ともいつだか言ってたっけ。
…あいつ、いいことしか言わねぇのか？
そのとき hk「薮！」 傘をさした光が走ってきた。
yb「光…」
hk「ビショビショじゃん。風邪ひくぞ」
そう言って俺を傘に入れてくれた。
hk「とりあえず帰ろうぜ」
yb「うん」
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作者名：miyu | 作成日時：2021年1月23日 20時
