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つづき ページ2

本当のことを言うとずっと前から高木が好きだった。



だから、高木が家に閉じ込められたあの日に何もできなかったのが悔しかった。



その分、今誰よりも高木を抱きしめた。




tk「伊野尾くん?どうしたの?」



また高木に会えたのは、俺が高木を導くためだと思う。



だから…


in「高木、逃げよ。あの家から。俺と一緒に暮らそ?」



tk「…あのね、伊野尾くん。俺さっきまでね、俺はここにいるよって伊野尾くんに伝われっって
  思ってたの。ずっと会いたかった。だから…俺逃げる」




in「よし。俺が守るから」



tk「うん」




そして俺は、高木の手を取り走り出した。



離さずにいられるよね?握った手を永遠に。



〜逃げてこられるかい 僕のいる所まで〜 『Snow White』

誰かのものになる前に yb hk→←哀しい物語(せかい)にいないで in tk



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作者名:miyu | 作成日時:2021年1月23日 20時

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