僕の涼介。〜もう、離さないよ〜続編☆

６２話目！ ページ19

光side








薮は…アクマだった…






そう気づいたのは、昨年のクリスマス…だった。








みんなでやった恒例のプレゼント交換のあと…一人楽屋に残された俺。





光「あーもぅこんなに散らかして…」




部屋中にあふれた包装紙やリボン。



圭「山ちゃんの包装紙、かわいいからもってかえる！」



と言った圭人以外、包装紙はほっぽったまま、みんな楽屋をあとにしていた。




薮「光よろしく〜」



大ちゃんからもらったおそうじグッツをいじりながら言う薮。





包装紙やリボンを束ねながら俺は薮に言った

光「最年長なんだからこういうのちゃんとやれよー
だいたい薮はいっつもメイクとかも借りてるし、物持ちが悪すぎるだろー…」




薮「…」




光「空き箱とかも捨てるなら捨てる！そーゆーとこ薮はちゃんとしないからぁ…
だからあんな合成画像出回るんだよー？」





「あれだって、大学の男友達ととったんだろー？前俺見たしさ？
今ネットは合成やらなんやら怖いんだからー…」






そう 俺が言った時




俺の頭上を、なにか赤いものが通った






薮「光ー…」






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