その日まで ページ20
*
知「…………大貴」
有「……あれ?……………なんでっ」
なんで涙が、止まんないんだよっ、
吹いても拭いてもこぼれ落ちてくる涙
止まれよ…………止まれって!
有「っ、ごめんっ…………ごめん俺っ…………ぇ、」
突然知念と圭人に抱きしめられて2人の温もりに
包まれた
圭「いいよ大ちゃん。謝んなくて」
知「ねぇ大貴。僕達のことちゃんと頼ってよ
いっつも1人で抑え込んで我慢して、そんなん
じゃ大貴が辛いだけでしょ?」
有「……………ありがとっ圭人、知念」
それからしばらく、桜舞い散る木の下で、2人の
温もりを感じながら涙を流した
山田。あと何年すれば会えるかな?
俺は今でもずっとお前の帰りを待ち続けてるよ
お前の気持ちと俺のこの気持ちが同じかなんて
俺には分かんないし、山田が俺の気持ちを受け
入れてくれるかなんてことも分かんない。
だけど俺には山田しかいないから
俺はこれから先もお前をまちつづけてるから、
お前に会うその日まで、お前がくれたオレンジ
色の鈴の音色でお前の笑顔を思い出して頑張る
から。だから、あの時と変わらない笑顔で俺の
ところに戻ってこいよ?
いつまでも待ち続けてるから…………山田。
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涼奈(プロフ) - みさき。さん» ありがとうございます!そう言っていただけて本当に嬉しいです!またありやま書こうと思ってるんですがリクエストあったらお願いします!ぜひ他の作品の方もよろしくお願いします笑 (2017年4月26日 19時) (レス) id: 9da4d952f7 (このIDを非表示/違反報告)
みさき。 - 涼奈さん!感動です!しかもありやまっていうのがこれまたいいですね。 ほんとに歌と同じで桜、咲いたよ聞きながら読みました!! (2017年4月26日 19時) (レス) id: dd35665e9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼奈 | 作成日時:2017年2月25日 22時