ツンデレなアイツ~Yamada.Ryosuke~(短編)

4話 ページ5

Aside



A「仲良くないよ？ただ、幼なじみだけで。」





女子「ま、いいや。とりあえずこの手紙、渡してくれる？幼なじみなら好きとかそういうの、ないでしょ？」







A「あ、うん...。」






女子「じゃあ、よろしく！」






『幼なじみなら好きとかそういうの、ないでしょ？』






何でだか分かんないけど、胸にグサッと突き刺さった。





〜帰り道〜





A「涼介‼これ、女子が渡してだって！」






涼介は一瞬見たがすぐ、目を逸らした。





涼介「どっかに捨てといて。」






A「え⁉何で⁉せっかく書いてくれたのに。」





涼「俺が、女嫌いなの知ってんだろ。」







A「あ、そうだ。そのことなんだけど...女嫌いなのに何で私はいいの？」






涼「え⁉Aって女だっけ？男かと思ってた。それにいいなんて思ってねぇーし。」

5話→←3話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す