生意気だけど君が好き【hk×ar】

＊ ページ14

「大ちゃん、その年にしてはかわいいからそのままでいいんじゃないの？…っと、」

そう返してから大ちゃんからの返信が来るまでほぼ一瞬だった。

"だからさあ、話の内容理解してる？鈍感だから意味ないんだって"

"ひかに言った俺が馬鹿でしたあ"

なんかめっちゃ馬鹿にされてんな。
むかつく。生意気な奴め。
大ちゃんのくせに。

俺だって恋したことくらいあるんだからな？
まあ…幼稚園児の時に担任の先生が好きだったっていうよくある話なんだけれども。

それにしても、大ちゃんが年上の彼女をリードするのか…想像できないな。
あんなにかわいい顔して、"こっちおいで" とか言うんだろ！？ええ…？

今のやりとりでかわいいは作っていると知ってしまったものの、やっぱり大ちゃんは、どちらかというとリードされる側に見えてしまう俺は異常なのだろうか。

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