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「で？どうなの？やっぱ彼氏！？」
「いのちゃんみたいに涙袋可愛かったよね！」
「Partnerいい人そうで良かったね」
なんか1人観点違うやついるけど、
「…そんなんじゃない」
光くんは、ただ私が勝手に好きなだけ。
私が光くんに恋愛対象で見てもらえるなんて、
そんな図々しいこと思ってない。
ただ、放課後のあの時間や、
光くんと過ごせる時間を大事にできればそれで。
「じゃあAの片想い？」
「…いのちゃんきらーい」
「でも俺、写真撮ってあげた時、光くんにとって
Aは大切な存在なんだなって感じたよ？」
「そんなこと、」
「けーともゆーとの言う通りだと思うよ？」
こういう時だけ一人称 "けーと" にしないでほしい。
ああ、このメンバーに光くん達を
会わせたくなかった。
ていうか、
「そもそも！告白Timeに隠れるの間に合わなくて
3人がめっちゃ囲まれたのが原因なんだからね！
光くん達に助けてもらうことになったんだから！
なにちゃっかり仲良くなってんの」
一気に捲したてる。
まあ光くん達がフード被ってたからいいものの、
そのままで来られてたら状況は確実に悪化してた。
改めて思った。イケメンって怖い…
「ねえ、ほんとに気づいてないの？」
「なにが？」
「そのうちの男子達はA目当てのやつだよ？」
「…は？」
「待って落ち着けその拳を下ろすんだっ」
「ゆーてぃも冗談言えるようになったんだね」
「冗談じゃないよ」
「はあ…」
男子にもモテる伊野ちゃん最強、と思ってたのに｡
どちらにせよ、この3人がモテるのが悪いと思う。
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作者名：しゃろむ。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/PLAYLIST01/
作成日時：2018年5月18日 4時
