黄色いベースにかけた想い【Hikaru.Y】

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#Hikaru



あっぶねえ…

Aちゃん可愛すぎるぞ。
薮によく言われている俺の必殺技、ツンデレ
とやらを発動してしまうところだった。

好きな子に、
一緒にいると楽しいなんて言われたら、
て、照れるに決まってんだろ…
思わずそういう事言うなとか言ってしまったけど、
変な印象与えてしまっていないかとても心配。

本当は…普通にめちゃくちゃ嬉しい。



これから毎週会えるんだ。



ふは。やっべ、にやけすぎて自分が気持ち悪っ。
これは明日にでも薮と大ちゃんにからかわれるな。
まあ俺としては、帰り際に連絡先も交換できたし、
今なら何を言われてもへっちゃらだぜっ。

段々キャラが崩壊しかけてる自分に呆れながら、
一応薮と大ちゃんに報告を入れておいた。
相談にも乗ってくれた2人だから一応。

2人からは即返信が来た。

が、しかし



すごい馬鹿にされてないか？



あのひかが、って。
うそだろぉ！？って。

失礼すぎるだろ…

俺のことなんだと思ってるんだ。
なんだかんだいって、
俺がこういうことで悩んでいるのなんて
初めてだから本気で応援してくれているのだろう。

「あ、り、が、と、う…っと」

たまには素直に感謝したいと思う。
別にいつも感謝していない訳では無い。
照れてしまって言葉にできないだけ。

「は！？素直になってみりゃ調子乗りやがって…」

得意のバカいじりで返してきやがった。

これも愛情の裏返しであって欲しいと
願うばかりだ…

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