29話 宏太side ページ29
大貴「山田ー!! 今週のヒルナンデスの俺どうだった!? おもしろかっただろ!!」
涼介「全然。変な顔してたなぁ。笑 まぁ、大ちゃんにしては笑いとれてたんじゃない?笑」
大貴「褒めてんのか褒めてないのかわかんねぇよ!笑」
裕翔「山ちゃんっていつもけなしてから言うよね。笑」
慧「素直になればいいのにぃー笑」
涼介「うっせぇ!笑」
俺は撮影の合間に楽しそうに話してるメンバーを見ていた
光「ほんとうっせぇな。笑」
宏太「光も混ざりたいんだろ?笑」
光「全然ー。笑」
宏太「嘘つけ。笑笑」
プルルルル
すると、誰かのケータイが鳴った
光「おーい、誰かケータイなってんぞー」
宏太「ん…?あ、俺だ。笑 わりぃ」
そこにかかってたのは事務所からだった
・
宏太「もしもし?」
ジ「薮か?」
宏太「社長!? どうしたんですか?」
俺の「社長」という言葉に反応してみんなが駆け寄ってきた
ジ「この前、オーディションの審査した子の1人をいまデビューしてるグループのどこかに入れようと思ってる」
・
宏太「は!? ダメですよ、そんなの!」
・
ジ「まぁ、落ち着いて聞いてくれ。
これから全グループに連絡してその子か自分たちのグループにほしいか…
グループで決めてもらうことにした」
宏太「全グループ…」
・
ジ「もちろん、どこのグループも欲しがらなかったらこの話はなしだよ。
だが、どっかのグループと被ったら抽選になるかな」
・
宏太「…俺たちのグループは反対…
ジ「じゃ、1週間後、また連絡する」
プチッ
反対って言おうとした瞬間、電話を切られた
・
宏太「切りやがった…」
・
涼介「薮ちゃんどうしたの?」
宏太「……あのな…」
侑李「宏太、ひかー。次、撮影だって」
圭人「みんな集まってなにしてるの?」
そこに、撮影が終わった知念と圭人が帰ってきた
宏太「…とりあえず…行ってくるわ。」
俺は、その場から離れた
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作者名:柚姫 | 作成日時:2017年9月19日 23時