大切な家族 (ページ6)

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☆６☆ ページ6

～1ヵ月後～

～大貴side～

　今日は、仕事(保育園)が昼までだったから

　保育園で読み聞かせしてあげたり、みんなが読む絵本を

　買いに行こうと思って、買いに行きました！

　絵本を買い終わり、店を出たら、正面の工事している

　ビルのほうで人が集まっている。

大：どうしたんだろう？

　と、行く。

　人だかりに近づくと、みんなが「大丈夫？」って言ってる。

　何かあったのかな？

大：すみません！開けてください！

　と、開けてもらい、見るとそこには、

　工事のがれきに下敷きになってる小3くらいの男の子2人が！

　一人は意識が朦朧としていて、もう一人は心肺停止の状態。

大：えっ！？

(心音を手で確かめる)

集まってた人：触っていいの？この人医者？

大：大丈夫？お名前言えるかな？

2人： …

大：ちょっと心臓マッサージするからね。
皆さん！心臓マッサージするんで、少し離れて下さい！

(心肺停止の子の心臓マッサージをする)

大：戻らない！

　と、大貴はすぐ電話をかける。

プルルル、プルルル

宏：はい？平成小児科です。

大：宏にぃ！俺！大貴！

宏：大貴！？どうしたの？

大：がれきの下敷きになってる子が2人いて、
1人は意識が朦朧としていて、もう1人は心肺停止の状態。
○○町、花屋○○の隣にすぐ来て！

宏：わかっｔ… 集まってた人：危ない！大：うっ！痛っ！

宏：大貴！？大丈夫！？

大：がれきが俺の足の上に…

(がれきに足を挟まれた状態)

宏：えっ！？大貴、すぐ行くから！

大：う…うん…

～数分後～

宏：大貴！！

雄：俺は先に、この子達を連れて行くから
大貴をよろしく！

宏：大貴ー、痛かったね。
すぐ病院着くからね。

～病院で検査後～

大：Zzz…ん？

　と、俺が目を開くと家族みんなが俺を囲んでた。

　ん？何この足の包帯？

光：大貴！

大：俺…？

慧：がれきの下敷きになってたらしいよ。

大：がれき…！あの2人は！？痛っ

圭：2人共意識戻ったから大丈夫！

涼：大にぃ、全身打撲、右足骨折だって。

大：マジで！？最悪だぁ！

侑：ドンマイ！

みんな：(笑)

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次に続きます。