うちの有岡は病弱です。

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山田side





テレビを見てると聞こえた大ちゃんの声






「やまだぁ、おきたぁ」





なんか、可愛い






お顔を見ると真っ赤になってる






「大ちゃん、大丈夫？」





「頭痛い」






「おかゆ、たべる？」






「うん、たべる」






「ちょっとまってて？」






「早く、きてね？…おれ、さみしぃから」






なにこれ、可愛すぎんだろ！






山田、愛する大ちゃんのために全速力でおかゆを持ってきました






「…おそいよ、おれ、まってた」






「ごめんね大ちゃん、おかゆ持ってきたよ」






あーんしてとでも言うように






口を開けて待ってる大ちゃん





「はい、あーん」






「…おいしぃ」






「よかった」






半分くらい食べた大ちゃん






「大ちゃん、熱測ろっか」





「やまだ、やって」





「うん」






大ちゃんの脇に挟む






ピピピと音がなって体温計をとる





わーお…高すぎない！？





39度よ？






大丈夫かな、大ちゃん






「ねぇ、なんど？」






「39度」






「わぁ、おれ、やばいねぇ…」



「やばすぎだよ…」






「やまだ、いっしょにねよ？」






「いーよ、移ったら大ちゃんが看病してよ？」






「ん…おれがかんびょーするからね、早くねよ？」






「はいはい、おやすみ」





「おやすみぃ」






俺に抱きつきながら寝た大ちゃん





そのあとは無事に治ったよ






襲いたくなっちゃったのは秘密


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