オールマイトの継承者は、もう1人いた!?3 (ページ7)

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彼女はチラッと見ると、緑谷は凄く心配そうに彼女を見ていた

塚内「メガネの男子とおかっぱの女の子、あの後しつこく保健室へ行きたいと言っていたそうだけど、リカバリーガールに止められていたよ」

あ「!(お茶子ちゃんと飯田君だ‥‥!)」

オール「だから水川少女、約束をしてほしい。君の治癒の個性は素晴らしい。でも体力切れで無理に使うのは止めて欲しい。今回はただ倒れるだけで済んだものの、次同じことをすればそうはいかないかもしれない」

あ「っ‥‥」

オール「これは君自身の為でもあるんだ、いいね？」

あ「‥‥はいっ」

緑谷「(人1)ちゃん」

あ「出久君‥‥」

緑谷「僕も(人1)ちゃんには無理しないでほしい」

あ「!」

緑谷「僕じゃ説得力ないかもだけど‥‥(人1)ちゃんが傷付く姿はみたくない!(人1)ちゃんが個性を沢山使わないように、僕も‥‥もっと強くなるよ!」

彼女は緑谷の方に行き抱き着くと、緑谷は少しアタフタする

あ「!‥‥うん。2人で一緒に強くなろう(ギュッ」

緑谷「‥‥うん!(ギュッ」

2人の様子を、大人3人は暖かく見守っていた

塚内「3人のヒーローが身を呈していなければ、生徒らも無事じゃいられなかっただろうな」

オール「1つ違うぜ、塚内君」

塚内「ん？」

オール「生徒達もまた戦い、身を呈してた」

緑谷・あ「「オールマイト‥‥」」

オール「こんなにも早く、実戦を経験し生き残り、大人の世界を‥‥恐怖を知った1年生など、今まであっただろうか？‥‥ヴィランもバカな事をした。‥‥このクラスは強い。強い“ヒーロー”になるぞ」

緑谷・あ「「!!!」」

オール「私は‥‥そう確信しているよ」

緑谷と彼女はお互いを見た後、オールマイトを見ると、オールマイトはグットサインを見せる

あ「(リカバリーガールやオールマイトが言ってたように‥‥自分の持っているこの“治癒”の個性をもっと制御出来るように頑張らないと‥‥!‥‥大切な人や自分を傷付けない為にも‥‥!)」

緑谷「(憧れたヒーローとは別に、大切な君を守る為‥‥僕はもっと強くならないといけない‥‥!)」

オール「(君達なら大丈夫。‥‥私が選んだ君達なら‥‥必ず!)」

お互いの思いを胸に、2人は今後も成長していく事を‥‥オールマイトは願っていた