オールマイトの継承者は、もう1人いた!?3 (ページ40)

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＊(話とだいぶ違います!) ページ40

彼女は強めでそういうと、轟は何も言わずにいた

あ「轟君はお母さんの事嫌い？」

轟「!‥‥んな訳ねえ。お母さんがいなかったら‥‥俺は“ヒーロー”を目指していなかった(ギュッ」

あ「‥‥そう。なら尚更“会って”話した方がいい」

轟「!‥‥簡単に言うんじゃねえよ(睨」

あ「“いなくなって”からじゃ遅いんだよ？」

それを聞いた轟は、彼女の顔を見て思わす驚く
彼女の顔は、とても悲しく切なく泣きそうな顔だった

あ「話さないと分からない事だっていっぱいある。自分が思ってるのと違う事だってある」

彼女は轟に近づき、右手を自分の両手で包むように握る

あ「お母さんがもし轟君を拒絶しても、自分の気持ちを話す事で、お母さんも轟君の事分かってくれるよ‥‥きっと」

轟「っ‥‥」

あ「轟君が私に何を言いたいか分からないけど、でもこれだけは言える」

彼女は手を放し、数歩下がって轟を見る

あ「本気でヒーローになるなら、お父さんに縛られないで。例えお父さんが憎くても“両方の個性”を使わないと、轟君は一生‥‥“中途半端な人間”のままだよ」

轟「っ!(目開く」

次の瞬間、轟は彼女の胸倉を掴み、壁に思いっきり叩きつけるかのように押し出す
彼女は一瞬顔が歪んだが、轟の目をしっかりと見る
轟の目は、怒りと悲しみが混ざったような顔だった

轟「お前に何が分かる!俺は‥‥クソ親父の“個性”なんざなくたって‥‥いや‥‥使わず“一番になる”ことで、奴を完全否定する!俺は中途半端な人間じゃねえって、お前に“証明”してみせる!(睨」

あ「‥‥例え、証明出来たとしても私は‥‥轟君を“否定”する」

轟「っ!」

あ「だってヒーローは‥‥そんな憎しみで出来るような程‥‥“簡単なもの”じゃないよ」

轟「!!!(目開く」

あ「だから私からも宣戦布告するよ‥‥轟君。私は必ず‥‥貴方を倒す!‥‥“中途半端な貴方”に絶対に負けない!」

轟「っ‥‥」