オールマイトの継承者は、もう1人いた!?3 (ページ39)

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全てを持って生まれた子(お話がだいぶ違います!) ページ39

轟「俺の親父は“エンデヴァー”知ってるだろ？万年ナンバー2のヒーローだ」

あ「エンデヴァー‥‥(あっ!オールマイトの次に強い人!‥‥というか、轟君のお父さんだったの!?知らなかった‥‥!)←)」

轟「‥‥もしかして知らなかったのか？」

あ「あっえっと!エンデヴァーは知ってるよ!?ただ、轟君のお父さんだって言うのは知らなかったってだけで!(アタフタ」

轟「!‥‥そうか」

轟は少し驚いているようだったが、顔はまた真顔に戻り彼女に目を写す

轟「水川、お前がナンバー1と同じような個性を持っているのなら、尚更勝たなきゃいけねえ‥‥」

あ「っ‥‥(汗」

轟「親父は極めて上昇志向の強い奴だ。ヒーローとして、破竹の勢いで名を馳せたが‥‥それだけに生ける伝説オールマイトが目障りで仕方なかったらしい。自分ではオールマイトを超えられねえ親父は、次の策に出た」

あ「次の策‥‥？」

轟「‥‥“個性婚”知ってるよな？」

あ「うっうん(個性婚って、個性同士で婚約するって‥‥あれだよね？)」

轟「“超常”が起きてから、第2第3世代間で問題になったやつ。自身の個性を強化して、子供に継がせる為だけに、配偶者を選び結婚を強いる。倫理観の欠落した前時代的発想。実績と金だけはある男だ‥‥親父は母の親族を丸め込み、母の“個性”を手に入れた。俺をオールマイト以上の“ヒーロー”に育て上げる事で“自身の欲求”を満たそうってこった」

あ「!(汗」

轟「うっとうしい‥‥そんな屑の道具にはならねえ。‥‥記憶の中の母はいつも泣いている‥‥“おまえの左側が醜い”と母は俺に煮え湯を浴びせた」

あ「(じゃあ轟君のその左目の赤い痕って、火傷の後だったんだ‥‥)‥‥お母さんとその後どうなったの？」

彼女は恐る恐る聞くと「病院に入院している」と言い「お見舞いには行ってるの？」と言うと「行ってない」と言う

あ「轟君はお母さんの事‥‥どう思ってるの？」

轟「‥‥それを聞いてどうする」

轟は先ほどより低めでそう言うと

あ「ちゃんと答えて」