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_____お疲れさまでしたー







スタッフさんの声が飛び交う




スタッフさんに挨拶をして、アーティストを次の現場へ送り届ける。




それが、俺、岡本圭人の仕事。



マネージャーだ。





おれがマネージャーを担当しているのは、


いまをときめくアイドル



"Hey!Say!JUMP"



人数は7人という大所帯だが、みんな仲が良い。



大人数でのダンスの揃いが魅力だ。







「山田さん!つぎ、雑誌撮影です!」



最近メンバーの山田さんに着くことが多くなっていた。




『はーい!』



山田さんを行き交うスタッフさんから庇いながら車のもとへ。







所詮アイドルとマネージャーの関係。



しかもおれは、まだまだ未熟者。






車の中はいつも静かだ。



バックミラーをみると山田さんは台本を手にして何か書いている。


揺れないように、でも早く。



それが送迎の時の定番だった。




次の現場に着くとすぐに後ろのドアを開けて楽屋へ案内する。




山田さんの着替えを待っている間スタッフさんに挨拶をしに回る。




それが終わるとき、山田さんがスタジオ入りする。




『おはようございます!

お願いします!』





スタジオに入ると、カメラマンにどういうものを撮るのかを聞き、本番へ。



今回は、動物と戯れるシーンのようだ。




その間おれは、スケジュールやメールのチェック。



スタッフさんとお話をして、メンバーの魅力を伝えたりする。




そうしているとあっという間に撮影が終わり、挨拶をして楽屋へ。







コンコン


「失礼します。…山田さん、お仕事は終わりですが、帰りどうしましょうか?」




スタッフさんと少しお話して、山田さんの楽屋へ。



帰りはマネージャーが家へ送ることが、基本だが、どこかに寄る場合もあることが多く、こうやって、聞くようになっていた。






『あー、直帰で。…岡本さ、まだ仕事ある?』




「え、あ、私も仕事はもう終わりです。」





今日は山田さんの着きだけだったから。



事務所での仕事も特に無いし、



山田さんの様子をメールで伝えるだけだ。

†→←光と影



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作者名:littlestar x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=littlestar03  
作成日時:2020年12月9日 14時

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