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「なんでお前了解したんだよ、」
『だ、だって、おばさま達の勢いがすごくて…
それに、跡継ぎ問題ならおれでも大丈夫なんでしょ?
だったら会社のために、…』
「おま、会社のためだって言ったって、なにするかわかってんの?」
『それは…まぁ‥』
親友だと思ってたやつと、そんなこと出きるわけない…
でも、けーとも母さん達もノリ気だし、跡継ぎのためにするしかないのか……
___
「今日からだろ?」
けーとが妊活用の薬を飲むのを見ながら声をかける。
『うん。』
妊活は、
まず、からだ作りとして2ヶ月夕食後薬を飲む。
妊活できる体になったら薬を飲むのを続けながら子作りスタート
そして、妊娠
という形だ。
上手くいくかわからない。
いつまで続くかわからない。
けーとの体に負担がかかるだけだ。
「体は大丈夫そうか?」
『いまのとこは大丈夫。』
薬には人によって副作用が出る場合があるようだ…
副作用はなさそうかな……よかった……
「じゃあ、寝るか。」
『うん、あ、おれソファーでいいから、山ちゃんはベットに…』
「ばーか、妊活するのに別々で寝てどーすんだよ。」
『へ?』
「一緒に寝るぞ?」
『う、うん…』
なんか、歯切れ悪いな……
寝室に向かいながら様子をみるけどやっぱりおかしい、
『っ、ハァ、ハァ、』
「けーと、お前、」
副作用なのか息が切れているけーと。
『ごめ、やっぱり離れたほうが、』
おれのことを考えてなのかそんなこと言うけど、なおさら一人にはしておけない。
「‥だめだろ、」
『っ山ちゃん?』
「副作用だろ?」
病院で薬をもらいに言っていたときに言われた。
稀に副作用で____するときがあるって……
でも、ごく僅からしいし、大丈夫だと思っていたけど…
『うん、っ、そ、だとおもう、っハァ』
これは完全に副作用で____してるな……
「けーと、_______もいいか?」
『っえ、』
「辛いだろ?」
『でもっ、』
「いいから、な?お前は気持ちよくなることだけ考えろ。」
そう、囁くと一瞬静かになったからけーとの体に口付けるけど、
『や、やっぱり、だめっ!』
けーとは抵抗してそう叫んだ。
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作者名:littlestar x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=littlestar03
作成日時:2020年12月9日 14時