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END ページ30

山ちゃんを、、信じる…







電話が切れてしばらく黙ったままの空気が流れていたとき……





「…けーと、好きだよ。」



山ちゃんが呟いた。



「やまちゃ…」




「信じてくれる?」









信じられない……





でも、信じたい……






「おれも……山ちゃんが好き…」






山ちゃんの顔は見れなくてうつむいたままだけど…




でも、山ちゃんが ふふって微笑んだのがわかった。






「けーと、おれと付き合ってください。」







「おれで、良ければ…。」




顔をあげてそう、言うと


「けーとじゃないと嫌なんだけど?」





って、言ってくれた。






「「ふふ、」」




ふたりで目を合わせるとなんだか照れくさかった。









__
後日談



「でも、ゆーやとゆーとが付き合ってたなんて…」



「ん?まだ疑ってんの?」



「そんなことないよ?でも、ゆーやが辛そうだったからさ。……おれは、無理だなぁ…」



「え?」



「山ちゃんが、フリだとしても誰かと付き合ってるの、イヤだな、って…」



「けーと…」



「ゆーやにちゃんと、言っておかなきゃ。」



「なにを?」



「ゆーとと幸せにねって。」



「そうだな、あ、じゃあさ、迷惑かけたのはおれらなんだし、なんかプレゼントしようよ!」




「いいね!それ!」




「ふふ、"デート"だな?」



「へ?あ、そ、そうだね、」



「照れてる?」


「照れてない!」


「まぁ、これからたくさん照れたかお見せてもらうけど。 チュッ」


「っ〜〜〜」







「大好きだよ。」




「…〜〜けーとも、山ちゃん大好き……!//」









end.

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作者名:littlestar x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=littlestar03  
作成日時:2020年12月9日 14時

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