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--------------------わぁぁぁっぁぁぁあ!
歓声が上がる。
悲鳴が上がる。
山ちゃんが抱きしめてくれて、
〈おめでとー!〉
〈幸せにねー!〉
-----おめでとー!
-----めっちゃ感動した!幸せにねー!
メンバーの、ファンの声が聞こえる。
「やまちゃぁ、…っ、」
『ふふ、なきむし笑』
だって……
こんな…こんな幸せなこと……
きっと、妬む声もあると思う。
でも、いつかは受け入れてもらえるように。
『ん…けーと。大丈夫か?』
「う、ん、ごめ、やまちゃ、まだライブちゅ、なのに……」
『んーん、可愛いけーとがみれて幸せ。
元気もらった。』
ふたりの世界にいるみたい。
でも、
---か、かわいい……
ふと、ファンの声が聞こえた。
「えっ、」
その一言から、ファンの歓声が拍手と一緒に、可愛い、推せる、なんて声が聞こえた。
な、なんで、、
『あ、わり、マイクはいってた』
「ちょ、山ちゃん!……もぉ…」
『ふふ、……あ、………はい、
ごめん、そろそろ行くな?』
指示が出されたのか、山ちゃんが動き始める。
「うん!頑張って。」
____________終わったら楽屋においで?
そう言い残すと山ちゃんはいなくなって、メンバーの皆さんが話を進め始めて、次の曲へ移った。
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作者名:littlestar x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=littlestar03
作成日時:2020年12月9日 14時