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『ほんっと助かった!ありがとう!!』
「……いえ、良くなったみたいでよかったです。」
次のひ。
山田さんの風邪は一時的なものだったらしく、体調は良くなったみたいだ。
とりあえず安心かな。
でも、
「今日は安静にしていてくださいね。何かあったら呼んでください。
では、これで……」
おれの心は乱れまくっていた。
早口で山田さんに告げると荷物をもって部屋を後にしようと………、
しようとした…………
なのに……
『けーと。』
そんな、優しい声で呼ばれたら……
昨日のこと思い出しちゃう。
それに……
「な、んです……か、?」
『なんで、そんなに動揺してんの?』
山田さんのことが好きだって。
この気持ちが溢れちゃうから……
「そんなこと……ない、、です……」
『そうじゃないだろ?』
「っ、」
山田さんが立ち上がって近づいてくるのがわかる。
『ねぇ……返事……聞かせて……??』
耳元で言う山田さん。
「私は……」
『…………』
_______山田さんのことすきになってもいいですか?
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作者名:littlestar x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=littlestar03
作成日時:2020年12月9日 14時