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ページ17

『ほんっと助かった!ありがとう!!』




「……いえ、良くなったみたいでよかったです。」





次のひ。



山田さんの風邪は一時的なものだったらしく、体調は良くなったみたいだ。





とりあえず安心かな。




でも、




「今日は安静にしていてくださいね。何かあったら呼んでください。


では、これで……」







おれの心は乱れまくっていた。





早口で山田さんに告げると荷物をもって部屋を後にしようと………、






しようとした…………





なのに……








『けーと。』





そんな、優しい声で呼ばれたら……






昨日のこと思い出しちゃう。







それに……






「な、んです……か、?」






『なんで、そんなに動揺してんの?』





山田さんのことが好きだって。








この気持ちが溢れちゃうから……






「そんなこと……ない、、です……」




『そうじゃないだろ?』





「っ、」




山田さんが立ち上がって近づいてくるのがわかる。






『ねぇ……返事……聞かせて……??』







耳元で言う山田さん。








「私は……」





『…………』









_______山田さんのことすきになってもいいですか?

†→←†



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作者名:littlestar x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=littlestar03  
作成日時:2020年12月9日 14時

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