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水と薬……
あと、なんか、食べるもの……
あ、ゼリーがある……
ほんとは買いに行きたいけど、しょうがないよね……
ひとまずそれらを寝室に持っていき、
ゆうとに連絡して……
〈もしもし?〉
「あ、ゆーと?あのね…いま、」
ゆうとに状況を説明する。
〈そう……とりあえず明日やま 休みだからゆっくり休ませてあげて、……〉
「わかった。」
〈あと、〉
「ん?」
〈もし、看病出来そうだったらそのままいてあげて?〉
「え、」
〈心配だし…それに、誰かそばにいたら安心するだろうし。
……けーとが良ければだけどね……〉
「……」
どうしよう……
考えてると、背中に何かが寄りかかった感覚。
『けぇとぉ……』
山田さん、起きちゃった!?
や、やばい、
〈けーと?〉
山田さんの声は聞こえなかったのかゆーとが話しかけてくる。
でも、これはもう……
「ん、ゆーと、おれが看てるよ。」
〈そう、よかった。
何かあったらまた電話して。、〉
「うん、ありがと、じゃあ……、」
電話を切って、背中の重みがまだあることを感じる。
『けぇと、すき……』
「んぇ!?んっ、ちょっ、」
山田さんに
キス
された………
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作者名:littlestar x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=littlestar03
作成日時:2020年12月9日 14時