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「ゆーと……どうすればいい??
おれもう対応しきれないよ…」
〈おれに言われてもなぁ……〉
山田さんの様子が変わって1ヶ月。
耐えられなくなったおれは、もう一人のマネージャー中島裕翔 に相談をしていた。
ゆうととは、お互い楽器を扱うもの同士気があって、よく話すようになった。
おれにとっての親友だ。
それに、おれがマネージャーになる前からJUMPに着いてるからメンバーのみなさんとも仲がいい。
その"耐えられない"は、様子がおかしいことにたいして、(もちろん優しくしてくれるのは嬉しいんだけど、)っていうのもある。
でも、もうひとつあって……
〈やま は圭人のこと好きなんでしょ?〉
そう、この前山田さんに告白された。
『おれ、岡本のこと……けーとのことがすき。
おれとの未来を考えてくれませんか?』
告白っていうかプロポーズ?
それにもどう返していいのかわからなくて、結局メンバーのみなさんが入ってきてそのまま……
山田さんとは気まづい空気が流れてる。
もちろん、今まで通り仕事は行っている。
でも、車内はやっぱりお互いに無言だった。
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作者名:littlestar x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=littlestar03
作成日時:2020年12月9日 14時