君の聲 tkar ページ2
Daiki
たかきの聲をきくと胸が高鳴るんだ。
だからラジオで二人でやってるときはドキドキが止まらない!
なぁんて、何年もやってれば少しなれたけど、
放送日にイヤホンでラジオをきいてる俺はどうなんだろう。
あり「はぁ、たかきの聲やばい、、、」
すきだなぁ、
思わず声が漏れる。
すき、か、
このすきはどういうすきなんだろう、、、
まだこのときは気づいていなかった。
………
『ありおかくん?時間あればご飯行かない?』
モヤモヤした気持ちが続いたある日たかきからそんなお誘い。
もちろんいまは仕事も落ち着いてきているし、了承すると、迎えの時間指定のメッセージ。
準備して待ってると時間通りにたかきの車が家の前に停まった。
あり「迎えさんきゅ」
たか「うん。じゃあ、いこうか。」
車のなかではたかきが好きな音楽が流れていて、二人で話をしながら目的地まで向かった。
………
あれから3時間後。
たかきが飲めないからおれも飲むつもりなかったのに、進めるもんだから、見事に酔っ払ったおれ。
あり「たぁーかぁーきぃー」
たか「ありおかくんもうお開きにしよっか。」
あり「んぅ〜やぁー!」
たか「ちょっと待っててね。」
そう言っていなくなったたかきは10分後に戻ってきた。
たか「ありおかくん、かえろ?」
「んぅ〜?ん〜」
力の入らない体を起き上がらせるけど視界が揺らぐ。
たか「、っと、大丈夫?」
あり「っ、わりぃ、」
たかきが支えてくれて、位置的に耳に聲が聞こえる
やっぱりすきだなぁ、なんて思いながら意識を手放した。
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作者名:littlestar x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=littlestar03
作成日時:2020年4月15日 0時