JUMPくんは辛い日も頑張ります。

・ ページ17

山田side



「んぅ…」


そんな声を漏らしながら目を開けると、そこには見慣れた天井


あ、俺の家だ



まだ少し怠さは残っているものの、朝から悩まされていたクラクラする感覚はなくなっていた


やっぱり最近忙しくて寝れてなかったから睡眠不足からくる貧血、だったんだな


そんなことを考えていると、ガチャと音を鳴らしながら扉が開いた


すると聞こえた聞きなれた声、安心する声


「あ、起きた？大丈夫？」


「うん、ごめんね、」


「ん、」


あえて俺のごめんに触れてこないのは知念なりの優しさで、


「涼介さ、最近忙しかったんでしょ？」


俺のベットの端に腰掛けながらそう話す知念


「え、まあ、それなりに、」


「はぁ、本当にさ、もう少しさ、、自分のこと大切にしなよ、」


照れが入ってなのか徐々に声のボリュームは小さくなっていく


心配、かけちゃったな


「うん、ごめん」


「もういいから、明日仕事は？」


「ない、オフ」


そう言うと「そう」と少しホッとした表情をみせた





.





__________________________________________

短くてすいません、

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す