エーデュースとお泊り ページ10
トレイ「いや････俺の魔法なんか、寮長の魔法に比べれば子どものオモチャみたいなものだ。レベルが違うよ」
トレイは少し顔が暗くなるもすぐに笑顔に戻る
グリム「(人1)、オマエどうしたんだゾ？」
あ「えっ、あっ････何でもないよ!」
エース「(人1)のはハンバーグだったっけ？上手くて何も言えないってカンジ？」
あ「そっ････そう!美味しくてつい言葉が出なくて!」
デュース「そりゃあ言葉も出なくなる気持ちも分かるな」
あ「(本当はただのマロンタルトのままとは言えない････)」
トレイ「････さ!今日はもう遅い。タルトを寮長に渡すのは明日にして、寮に戻ろう。明日は『何でもない日』のパーティーだ。遅刻するなよ」
エース「(人1)、また泊めてくんない？オレ、意地悪な先輩に寮に入れてもらえないみたいだし!」
ケイト「あらー。棘のある言い方〜」
デュース「こらエース。あまり(人1)に甘えるのはよせ」
グリム「そうだゾ!今日も泊まるなら宿賃払え!ツナ缶10缶!」
エース「えー!じゃあ野宿しろってのかよ〜」
あ「グリム。意地悪しないで泊めてあげようよ」
エース「(人1)〜(ｷﾞｭｯ」
エースが彼女に抱き着くと、すぐさまトレイがエースの首根っこを掴む
トレイ「コラコラ。････じゃあ、デュースもお目付役として、(人1)の寮へ泊めてもらったらどうだ。副寮長の俺が外泊許可を出してやるぞ」
ケイト「トレイくんってば、新人ちゃんに甘くない!?いいなー。ね、(人1)ちゃんオレも行っていい？」
トレイ「お前はもっとダーメ」
ケイト「ちぇ。さげぽよ」
トレイ「じゃあ、(人1)。うちのが2人も邪魔して悪いが、明日までよろしくな。もし変な事された時は俺に言ってくれ(ﾆｺｯ」
あ「？････はい、大丈夫です!」
エース「(何かトレイ先輩、オレに目線仕向けてるような････)････明日は『なんでもない日』のパーティー。絶対、この首輪を取ってもらうからな!見てろよ、寮長」
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作者名：こんぽた☆ | 作成日時：2024年1月19日 15時
