デュースの本当の姿 ページ7
デュースが2人の不良を殴りまくり、不良の2人はビビッて去ってしまった
デュース「今度卵食う時は100回謝ってから食え!ダァホが!!」
あ「デュースさん!ど、どうどう(汗」
グリム「ひぇぇ〜!」
デュース「!････や、やっちまった････今度こそ、絶対、絶対優等生になろうと思ってたのに････!」
グリム「ええ？」
デュース「俺はミドルスクールの頃、とにかく荒れてて････しょっちゅう学校サボって毎日ケンカに明け暮れてた。先生の名前は呼び捨て、ワルい先輩とツルんでたし、髪の毛もメチャクチャ脱色してた。マジカルホイールで峠も攻めてたし････魔法を使えないヤツに魔法でマウントを取ったりするどうしようもない不良«ﾜﾙ»だったんだ」
グリム「今時なかなか見ないくらいテンプレなワルなんだゾ!」
あ「ぜ、全然想像がつかないです････」
デュース「でも、ある夜････俺に隠れて泣きながら婆ちゃんに電話してる母さんの姿を見ちまったんだ。自分の育てかたが悪かったんじゃないか、片親なのがよくなかったんじゃないかって。そんなわけねぇのに。母さんはなんにも悪くねぇ。悪いのは全部俺だ!」
あ「デュースさん････」
デュース「だから、名門ナイトレイブンカレッジから迎えの馬車が来た時、すげー喜んでくれた母さんを、今度こそ泣かせないって決めた。俺は今度こそ、母さんが自慢できる優等生になろうって決めてたんだ････なのに、ちくしょう!」
グリム「でもよぉー。全部我慢するのが優等生なのか？」
デュース「････え？」
グリム「オレ様だってさっきの不良どもにはあと10発くらいパンチしてやりたかったんだゾ!その前にオマエがやっつけちゃったけど」
あ「やりすぎは良くないけどね(苦笑」
デュース「お前たち････」
あ「優等生だって怒る時ぐらいありますよ。それにデュースさんのおかげであの人たちに何もされませんでした。ありがとうございます(ﾆｺｯ」
デュース「こっこれぐらい当然だ////････それに(人1)、まだ俺に敬語使ってるのか？」
あ「すっすみません、まだ慣れてなくて････」
デュース「俺に気にせずに自然と話してくれ。なんか少しムズ痒いしな」
あ「がっ頑張って、みる!」
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作者名：こんぽた☆ | 作成日時：2024年1月19日 15時
