不良を助けたら仲良くなりました3【東京卍リベンジャーズ】

ケジメをつける ページ30

東卍メンバー達が彼女の事を思って悲しんでいると、遠くの方からパトカーや救急車の音が聞こえ始める








竜胆「サツだ」








蘭「帰んぞ、おめえら」








ガリ男「解散だ!はけろはけろ!」








半間「････ﾁｯ」








パトカーの音でバルバラメンバーやギャラリーにいた不良達は次々に去っていく








羽宮「俺は(人1)と残る。皆は行ってくれ」








花垣「一虎君････」








羽宮「俺の起こした事だ。自分でケジメをつけたい」








場地「なら俺も羽宮「場地。今回の事は全部俺の責任だ。だからお前は行ってくれ」････」








佐野「････分かった」








龍宮寺「東卍もここで解散だ!」








東卍メンバー「ウッス!」








佐野が先頭に東卍のメンバーは歩いていく








羽宮「マイキー」







佐野「････」








羽宮「許してくれなんて言えねえ“真一郎君”の事も“(人1)”の事も････一生背負って生きていく」








松野「っ････(涙」








場地「千冬」








松野「場地さん････(涙」








場地「････行くぞ」








場地は彼女を地面に静かにおいて、松野は彼女の手を離して後ろを振り向かず歩いていく
花垣も上着を取って彼女を見てその場を去っていく








羽宮「････(人1)」








あ「････」








一虎は彼女の手をそっと握る









あ「････ばっ、かっ････とっら」








羽宮「!････(人1)」









あ「････これ、にっ････こり、たら････もぉ、おなじ････こと、すん････じゃ、ねえ････ぞ？」









羽宮「!(涙」









あ「こんど････おな、じっ････こと････した、ら････わた、しが････たこ････なぐっ、り････する････から、な(ﾆｺｯ」









羽宮「っ････ごめん････(人1)(涙」









彼女の手はまだ温かく一虎は泣きながら彼女に謝り続けた
2005年10月31日 東京卍會150人対バルハラ300人
東卍の勝利に終わったこの抗争は“逮捕者1名”“重傷者1名”を出す事となった
そしてこの抗争が後に“血のハロウィン”と呼ばれる事となる

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