オールマイトの継承者は、もう1人いた!?2 (ページ12)

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あ「(でもそれは個性が分かってから‥‥かっちゃんは変わってしまった。自分より上がいないと勝手に決めつけて、相手を見下してきた‥‥それに出久君が無個性だって分かってから尚変わった。正直そういうかっちゃんはあまり好きじゃなかった。‥‥でも)」

あ(幼)｛うっ‥‥うっ‥‥(泣｝

爆豪(幼)｛いつまでもないてんじゃねえよ‥‥｝

あ(幼)｛だって‥‥パパとママもうかえってこない!わたしひとりぼっちだもん!(泣｝

爆豪(幼)｛だったらおまえがさびしくなくなるまで、いっしょにいてやる!だからなくなよ!｝

あ「(かっちゃんは、私の両親がなくなって、私が毎日泣いてるとそういってずっと一緒にいてくれた。でも成長していくうちに、どんどん離れて行っちゃったけど‥‥私はいつまでも覚えてる。本当のかっちゃんは、とっても優しいんだ。でもこのままじゃ駄目なの。だから‥‥)‥‥早く気付いて、かっちゃん(ボソッ」

オール「‥‥」

残り時間が後6分ほどとなった
その時、丁度緑谷が爆豪と接触していた
すると爆豪が自分の右手の部分を触る

オール「(まさかそれって‥‥)爆豪少年ストップだ!殺す気か!?」

あ「!?」

爆豪の右腕から炎が飛び出ると、緑谷に向かって飛んでいき建物を突き破ってしまう
あまりの威力に、モニタールームも揺れ動く
その際、オールマイトが緑谷を呼び続け、緑谷は何とか無事であった

オール「(妙な部分で冷静ではある。みみっちいというかなんというか‥‥ともかく)爆豪少年、次それ撃ったら、強制終了で君らの負けとする。屋内戦において大規模な攻撃は守るべき、牙白の損害を招く!ヒーローとしてはもちろん敵としても愚策だ、それは。大幅減点だからな」

あ「(確かに先生の言ってることは正しい‥‥)」

オール「(先生としてもここは止めるべき‥‥しかし)」

オールマイトがそう言った事で、爆豪は先ほどの技は使わず、緑谷に背中などに攻撃を仕掛ける

轟「‥‥考えるタイプには見えねえが、意外と繊細だな」

切島「どういう事だ？」

轟「目眩ましを兼ねた爆破で軌道変更そして即座にもう一回」

八百万「慣性を殺しつつ有効打を加えるには、左右の爆発力を微調整しなきゃなりませんしね」

上鳴「才能マンだ才能マン‥‥やだやだ」