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涼介「で、Aちゃんどうなの?」
大貴「まだ目覚まさない」
涼介「そっか、」
謎の沈黙が続く
『あのさ!』
そう言おうとした時、
大貴「............え?」
涼介「ん、なに?」
大貴「....」
今、確かに動いた。
横目で見てたから見間違いかも知んないけど、
絶対に動いた
咄嗟にAの手を握る
涼介「あー、(笑)俺お邪魔だね(笑)」
そう言って山田は病室を後にした
大貴「A、聞こえるか?」
返事はない
大貴「今、動いたよね?少しでもいい、ちょとでもいいから目覚ましてよ、、」
そのとき、
A「.......................だ....ぃ」
大貴「!!!!!」
喋った!!
動いた!!
そうだ、お医者さん!!
大貴「Aが目を覚ましました、来てください!」
やばい、ちょー嬉しい、、(笑)
大貴「A、大丈夫?俺が傍にいるからな、」
心做しか少し笑ったように見えた
医者「ご様態は」
大貴「まだはっきりとはわからないんですけど、」
.
お医者さんは、
「これからは普通に目を覚ますと思いますので、傍にいてあげてください」
とのこと。
でも............
大貴「A?」
A「?」
大貴「俺、誰だかわかる?」
A「....っと、....ません」
途切れ途切れで声が聞こえる
でも、きっとら
えっと、誰だかわかりません
とでも言ったんだろう
ほんとに覚えてないのかな、
楽しかったこととか
辛かったこととか
笑いあったこととか。
全部、全部。
忘れちゃったの?
いや、ちがう。
わすれられたんじゃない。
戻ったんだ。
幽霊として、俺と出会った頃に
だから、ここから思い出を作っていけばいいんだよ。
もう、辛い思いはさせない。
大貴「はじめまして、俺は、有岡大貴です!今日からAの看病するからね!」
A「よろしくね、」
.
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ちゃぽんぬ(プロフ) - あかりさん» そこまで愛読されてたなんて感激です!頑張りますので、応援よろしくお願いしますヽ(*´∀`)ノ (2016年5月22日 22時) (レス) id: 54a9f04041 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - 初めてコメント書きます、あかりです。この作品大好きでいつも通知がきてないか家に帰ってすぐに確認してました!まちにまった続編!!これからどうなるか楽しみです!これからも頑張って下さい! (2016年5月22日 20時) (レス) id: 87c5e0104c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちゃぽんぬ | 作成日時:2016年5月22日 17時