＊ ページ34
Side：西畑
「はあっ…」
無理矢理外に連れてきて良かったと、部屋のドアが閉まった瞬間に座り込んだ正門を見て思った。
廊下の隅によって、正門が落ち着くのを待っていると部屋の中から丈くんが出てきた。
「ここの人にお願いして泊まるの伸ばしてもらうか、予定通り今日ここを出るか、どうする？」
「そりゃあ泊まったほうが…「待って」」
なかなか落ち着かない正門の事を考えたら、絶対落ち着いてから帰った方がいいに決まっている。そう考えた俺の言葉は、その正門に遮られた。
「帰る」
「正門、泊まっていった方が…「大丈夫」」
「大丈夫やから」
いつもの何倍も小さくてか弱い正門の「大丈夫」を聞いた丈くんは、すこしだけ考えるように黙ってから「わかった」とだけいって部屋へ向かった。
丈くんを、俺は思わず追いかけた。
「丈くん、無理にでも泊めたほうが、」
「俺もそう思う」
「えっ、」
「でも正門の決めたことやから、俺らが口出しすることちゃうやろ？」
でも、と言いかけた俺に丈くんは「荷物なら小島あたりに運ばせるから、部屋戻っとけ」とだけいって今度こそ部屋に戻っていってしまった。
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まなぷぅ(プロフ) - あやさん» これからも楽しみにしてます(*´ω`*) (2019年4月20日 21時) (
レス) id: 638c0908d0 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - まなぷぅさん» そう言って頂けて嬉しいです！また是非よろしくお願いします〜！ (2019年4月20日 21時) (レス) id: f89d1809f3 (このIDを非表示/違反報告)
まなぷぅ(プロフ) - あやさん» ありがとうございます！大満足のお話でしたー！！また何かあったらリクさせていただきますね♪ (2019年4月20日 21時) (レス) id: 638c0908d0 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - まなぷぅさん» 遅くなりましたが続編の方でお話を書かせて頂きました！重めかと言われると…ちょっと微妙な気もします。物足りなかったら申し訳ないですが、是非一度読んで頂けると嬉しいです！！ (2019年4月19日 7時) (レス) id: f89d1809f3 (このIDを非表示/違反報告)
まなぷぅ(プロフ) - よろしくお願いします(*^ω^*) (2019年3月13日 21時) (レス) id: 638c0908d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんこ | 作成日時：2017年12月3日 21時
