Unknown,Climax Q&A (ページ34)

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Cielo-3 ページ34

「お前らと一緒に仕事するなんて変な感じだな、」
「何言ってるんですか岩本くん、こっちのセリフですよ？」
「まあお前らは強いし、俺の役割なんてほとんどねえよ」
「僕ら中衛薄いんで、頑張ってくださいね？」
「お前らが頑張れよ」

建物に入る最も大きな入り口、中央玄関。

ほとんどのUCQAが向かってくると思われるその場所の防衛を任されたのが、その連携が持ち味の岩本率いるE-3班、中央玄関防衛隊である。

防御の要ともいえる場所を担当することになったのは、個々の力も、経験も豊富なE-3班。

そこまで交流があったとも言えないが、少なくとも同じような括りになって一緒に戦場にも出向いたことのある班だ。

そんな実力班にE-1班の中枢、岩本が配置になったことでもはや最強とまで言えるのではないか。

だからこそ、彼らが任されたのが中央玄関なのである。

岩本は、E-3班の彼らと共に任務へ向かうことに関しては心配などしていなかった。

fk「…ひかる、」
iw「なんだよ、らしくねえな」
fk「いやあなんかこうね、言葉にしにくいんだけど」
iw「俺らなら大丈夫だろ。」
fk「…うん、」

iw「気負うな、信じろ。必ず戻る。」