アシアト ページ32
「だんだん暑くなって来たね〜」
中島「でも梅雨だからね〜」
山田「次は福岡か、」
北海道でのコンサートが終わり
東京に帰って来た私たち
雑誌の撮影の空き時間に
３人で窓の外を眺める
天気はあいにくの雨
なんともどんよりとした気分
中島「北海道最終日から
福岡初日まで結構空くよね、」
「半月くらい？」
山田「振り忘れそうで怖い(笑)」
私の隣で笑う2人
「ねえ2人はさ、
自分がJUMPじゃなかったら
今、何してたと思う？」
何気なく聞いた
すると2人はうーん、と考え
中島「ちっちゃい頃から
ジャニーズだったからジャニーズじゃない
自分なんて想像出来ないな〜(笑)」
山田「でももしあの時、
履歴書送ってなかったら
毎日毎日サッカーの練習して
学校通って、普通に彼女とかいて
もしかしたらもう結婚してたかも(笑)」
遠くの空を見ながら話す2人
中島「でもさ、JUMPになれてよかった」
山田「ほんとだよ〜、
JUMPじゃなきゃ見えなかった景色がある、」
そう言った2人は
スタジオの中のメンバーを見ていた
キラキラしてる笑顔に呼ばれて
あのひたむきな姿に魅せられて
私はここを選んだ
ここに来たいと願った
そして今、ここで
憧れだったみんなの隣で笑ってる
「みんなでしか
見えない景色があるよね。」
頼もしいその横顔
私が憧れた背中
中島「俺はみんなに出会えて、
同じグループになれて
本当によかったと思ってる」
山田「あと、JUMPじゃなかったら
お前にも会えなかったしな！」
そう言い、私の肩を抱いた涼介くん
中島「ど根性ガール！」
裕翔くんの長い腕が私と涼介くんへ
山田「Aの根性と本気は
まじでびっくりしたもんね」
中島「男しかいない世界に
1人で乗り込んで来ただけあるよってね(笑)」
ただただ必死だったあの頃を
こうして笑える日が来たことに感動した
「あの頃よりも今の方が
みんなが近く感じる」
それは私がみんなに近付いたのか
みんなが私に近付いてくれたのか
わからないけど
確かに歩んで来た道を示している
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chie - リクエストしたお話を書いていただきありがとうございました。本当にありがとうございました！このお話大好きなので、これからも楽しみにしてます！ (2017年10月9日 0時) (
レス) id: eb65874572 (このIDを非表示/違反報告)
白米王女 - (名前)ちゃんって加入10年じゃなくて5年じゃないですか？ (2017年9月25日 11時) (レス) id: 6211f5b0fc (このIDを非表示/違反報告)
chie - そんな主人公を薮君と光君が励まし、圭人君を伊野尾君と高木君が励ますお話をお願いします。長文でごめんなさい。よろしくお願いします。 (2017年9月24日 0時) (レス) id: eb65874572 (このIDを非表示/違反報告)
chie - いつも楽しく読ませてもらってます！リクエスト失礼します。スタッフからいじめられていた主人公をかばって圭人君が怪我をしてしまい、圭人君は主人公を守れなかったことで自分を責め、主人公は圭人君に怪我をさせてしまったことを責めてしまって (2017年9月24日 0時) (レス) id: eb65874572 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - . yui*.｡さん» ご指摘ありがとうございます！その通りです(笑)修正しました！ (2017年9月23日 0時) (レス) id: c586346118 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ | 作成日時：2017年8月19日 11時
