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あ「ッ…いー眺めって…どうゆう事よ_…。」
必死に、蘇ってくる恐ろしい記憶と戦いながら健人を睨む。
睨み付けると、更に健人は笑い始める。
健「いや…(笑)
あいつらに お前の苦しんでる姿見せてぇなって思って。
こんな姿見せれば、あいつら激怒するからな(笑)」
こいつ…最低…
でもね__
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あ「___怒るはずないじゃん…。」
健「は?何言ってんだよ。
お前 藤ヶ谷達に襲われた時、あいつらキレただろ。」
あれは……
あ「私が……targetだから_…。
皆 私の血、美味しいって言ってた。
大事な餌を失いたくなかっただけ…。」
侑李は…私の事好きって言ってくれたけど__涼介君は___……違う。
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健「へぇ……お前の血美味いんだっけな。
俺、まだちゃんと吸ってないんだよなー…。 」
あ「あっ___…。」
咄嗟に口を手で押さえる。
やってしまった…
健「いただきまーす。」
あ「っつ…!!!」
ダッ!!
暗い闇を走った。
だけど全然進まない内に壁にぶつかった。
ドンッ!
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ガリリッ__!!
あ「ッいった…!!」
後ろから噛み付かれる。
今まで感じた事の無い程の激痛が走った。
あ「やっ…だッ!!」
パタッ_
涙…?
違う。
首から出てきている血だった。
あ「ッ…やっ!…離して…っ!!」
必死で離れようとするけど…
お腹と顎の下に手が回されて、ガッチリ掴まれている。
だから…離れたくても離れられない。
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プルルルッ_プルルルッ__
あ「ッ…ぇ……ハァッ…。」
誰かが電話を掛けている。
いったい誰が…?
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プルルルッ_プル…
涼《Aっ!!?》
_涼介君…!!?
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あ「なっ…んでッ…。」
スッと、私の目の前に出されたのは
私のスマホ。
しかもテレビ電話になっている。
画面の奥に、慌てふためいている涼介君の姿が目に入った。
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aijump0517(プロフ) - コメント失礼します。とても面白くて読むたびにキュンキュンしてます。○○ってなってる所があるのでそこを直して欲しいです (2018年5月4日 16時) (レス) id: b725aba90e (このIDを非表示/違反報告)
夢月(プロフ) - 面白く読ませて頂いてます!ただ、○○という表記になっている箇所がたくさんあるので直して欲しいです (2018年1月30日 17時) (レス) id: 429f5b6353 (このIDを非表示/違反報告)
山田凛華(プロフ) - 100票目の評価入れられました〜! あ、Twitterの山田凛華です(^^) いきなりコメントすみません(TT) (2017年11月21日 21時) (レス) id: 7a846bfd47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:♪くるすけ♪ | 作成日時:2017年1月9日 20時