9人のドS○○達…【4】

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涼介side








あ「何でって…




別に嫌じゃないから…?」







”嫌じゃない”


初めてそんな言葉を聞いた。







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涼「ふ…



珍しい女。

お前、もしかしてMか?」







あ「な!な訳無いじゃないですかっ!!/」








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頬を赤くしながら、顔を背けるAが

凄く愛おしく見えた。






涼「＿＿＿＿したい…。」ﾎﾞｿ







俺のﾓﾉにしたい…


知念から絶対に奪ってやる。








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涼「A。」


あ「は＿＿ぃ…。」







気付けば、Aの唇に自分の唇を重ねそうになっていた。

Aも突然の事で拒否らず、目を見開いて驚きの表情を見せるだけ。







唇が重なるまで、あと1cm…って所で








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知「何してるの＿＿…?」






ﾊﾞｯ!!





ｶｰﾃﾝが開かれ、見ればおぞましい表情の知念が立っていた。








あ「侑…李…ｯ。」








今までの知念では考えられない程の表情だったからか

Aも怯えている。









知「…来て。」









知念は、Aの腕を引っ張り保健室を去って行った。







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涼「ﾊｧ＿＿…。」







やべ…、知念来なかったら止まんなくなってたかも…。









涼「あそこで怖い顔してる知念…初めて見たな。」






…何か危険な感じがするのは、気のせいか＿＿＿＿…?








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