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圭人side
聡「ッ…苦しいって(笑)」
「ギブギブ」と言いながら、俺の腕を叩く。
ギリギリと締めてた腕を緩める。
聡「ッはぁ…。
ふはっ…。」
圭「何がおかしい…。」
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聡「君のお姫様、倒れちゃったよ?(笑)」
チラと横目で見た先には
倒れているAが、目に入り
圭「ッA…!!」
すぐに立ち寄り、意識があるか確認をする。
あ「ッ__…ぅ。」
意識は、あるみたいだけど顔を歪ませている。
取り敢えず山ちゃん達を呼ばないと…
でも、その前にアイツを…!!
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シン…
振り返るが、既にアイツの姿は消えていた。
圭「ッ…くっそ!!」
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悔しがってる場合じゃない…
とりあえず山ちゃん達の所に連れて行こう。
圭「よっ…と。」
Aをお姫様だっこしてみると、ものすごく軽くてびっくりした。
女子って、こんなに軽いのか?
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ピーーーッ!!
「「お疲れっしたぁー!!!」」
グラウンドの奥から、サッカー部らしき集団の大きな声が聞こえてきた。
圭「あ…。ちょーど終わったかな。」
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涼「あっつ…。」
知「A、結局来なかったねー。」
中「うん。どーしたんだろうね…。」
3人が首にタオルを掛け汗を拭きながら、こっちに歩いてくる。
俺は、その場に立ち止まって
皆が来るのを待った。
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3人の視点が、一度俺に向けられて
次に目線が下に行き、Aを見ている。
圭「あ_。」
3人「「Aっ!!?」」
スパイクの音を立てながら、俺にダッシュで近付いてくる3人。
涼「何があった!!?」
知「何で、こんな事に!!?」
中「意識はある!!?」
3人が一斉に質問をしてくる。
全部に答えてあげたいのは山々なんだけど…
圭「家に帰ったら、あった事全部話すから。
早く着替えて、帰ろう。」
山ちゃん達は、返事をせずに部室に向かった。
それから5分もせずに、着替えを済ませて
荷物を全て持った状態で戻ってきた。
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aijump0517(プロフ) - コメント失礼します。とても面白くて読むたびにキュンキュンしてます。○○ってなってる所があるのでそこを直して欲しいです (2018年5月4日 16時) (レス) id: b725aba90e (このIDを非表示/違反報告)
夢月(プロフ) - 面白く読ませて頂いてます!ただ、○○という表記になっている箇所がたくさんあるので直して欲しいです (2018年1月30日 17時) (レス) id: 429f5b6353 (このIDを非表示/違反報告)
山田凛華(プロフ) - 100票目の評価入れられました〜! あ、Twitterの山田凛華です(^^) いきなりコメントすみません(TT) (2017年11月21日 21時) (レス) id: 7a846bfd47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:♪くるすけ♪ | 作成日時:2017年1月9日 20時