9人のドS○○達…【1】 (ページ8)

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ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

あ「ん…。」

ｽﾏﾎのｱﾗｰﾑ音で目が覚める。

手櫛で軽く髪を整えてる時に、少しずつ周りが見えてきた。

あれ…?ここ私の部屋じゃない…。

あ「あっ…そっか。

追い出されたんだった…。」

たかがﾃｽﾄで…2位しか取れないからって理由で。
よく実の娘を捨てれるよね。

もう二度と会いたくない。

あんな親と妹なんかには…二度と。

髪だけ整えて、部屋着のまま部屋を出た。

下へ降りて、ﾘﾋﾞﾝｸﾞに向かうと…

ﾌﾜｯと美味しそうな匂いがした。

ｶﾞﾁｬ…

あ「あ…。」

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涼「…なんだ、お前か。」

光「おはよう。」

えっと…山田涼介と、
笑うと八重歯が見える人がご飯を作っていた。

山田涼介に関しては不機嫌そうな顔で、しかもあいつ呼ばわり。

だけど、確か副会長…さんは優しい笑顔で挨拶してくれた。

あ「お、おはようございます…。」

光「早いんだねー。」

あ「朝は、いつも5、6時には起きないと間に合わないので…。」

光「ふぅーん。

朝ごはん出来るまで、まだかかるから寝てて良いよ?」

八重歯の人は、手馴れた手付きでﾌﾗｲﾊﾟﾝを動かす。

あ「え、でも…

目覚めちゃったので、何か手伝える事ありませんか?」

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涼「いらねえ。つか着替えてから降りて来いよ。

こんな男だらけの所で、んな格好でうろついてると一発で喰われるぞ。」

あ「くっ、われるって…。」

涼「なに、1回喰われないと危機感湧かねぇの?

あ、それとも喰われるって言葉分かんねぇのか。
お前いかにも処女って感じだもんな。」

あ「っ…!! /」

光「こら、いじめんな。

ごめんね、着替えておいで。」

あ「は、い…/」

山田涼介…やっぱり嫌いだ。

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部屋に戻り、制服に着替えた。

紺色のﾌﾞﾚｻﾞｰ
赤いﾁｪｯｸﾈｸﾀｲ(男子は明るめの紺ﾁｪｯｸﾈｸﾀｲ)
ﾁｪｯｸのｽｶｰﾄ

着替えてから、再び下に降りた。

ﾘﾋﾞﾝｸﾞに入ると、9人の人達が座っていた。

知「おはよー!ここおいで!」

昨日の可愛い男の子は、自分の隣をﾎﾟﾝﾎﾟﾝと叩く。

座ったのはいいけど…

隣の人が、まさかの山田涼介…(汗)

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