9人のドS○○達…【1】 (ページ48)

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涼「っがｯ＿＿!!?」

圭「ぐ、っっ…!!」

光「いってぇええっ!!」

突然、私以外の皆が体を押さえて下に落下した。

涼介君も自分の手を押さえたせいで、私の体は涼介君から離れて。

涼「やべっ＿＿!!」

知「A…!!」

あ「ぁ…っ…。」

もはや、落ちて行く感覚が無い。

視線の先に慌てている涼介君が見えた。
私よりも皆の方が先に落ちる。

なのに、皆は私だけを見てた。
手を伸ばしている侑李も見えた。

地面や木が近くなる。

地面に叩き付けられるか…木に刺さってしまうか。
その二択しかないなんて…。

ﾄﾞｻﾄﾞｻ＿ﾊﾞｷｯ＿＿!

皆は木の中に落ちて行く音がした。
刺さってはないけど、木が折れる音が響く。

慧「っ…Aっ…!!」

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ｶﾞｼｯ＿＿＿!!

皆みたいに落ちるのを予想してたのに

まだ宙に浮いてる時に、誰かに抱き抱えられた。

かなりの負担が体に襲いかかって、内臓が潰れそうだった。

あ「っげほ…!!」

?「大丈夫?」

開けられる限り、目をうっすらと開けた。

皆でもない、さっきの人達でもない。
見たことのない人の顔が見えた。

涼「てめぇっ…いたのかよ…っ!!」

北「…捕まえた…♡」

だけど、分かったのは…青凛高校の人だってこと。

大「ちっ…くしょぉ…!!」

藤「動けねぇだろ。

何万ﾎﾞﾙﾄもの電流を、体に流したんだから。」

電流…って…(汗)

皆は、茂みに落ちた衝撃で
ﾏﾝﾄや服が破れて、体中から血が出ている。

北「それじゃ、動けないね…。

安心しなよ。
俺達がお前らの代わりにこの子、綺麗に食べてあげるから…♡」

薮「なっ…!!」

玉「どーせ、お前ら全員吸ってねぇだろ。」

大「っ…。」

なんで分かるの

私の血を吸った事があるのは、涼介君と裕翔君だけ…。

千「珍しいな…。お前らがtargetを、すぐに食わないなんて。」

光「お前らと違って強欲じゃねぇんだよ…!」

藤「うっせぇな…そこで寝んねしとけ。」

知「やめろっ＿＿＿!!」

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皆の声が、いつの間にか届かなくなった。

途中で気絶させられたから、道中の記憶はない。

分かったのは、目が覚めた時
7人のvampireに連れて行かれたんだってことだけ。

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