9人のドS○○達…【1】 (ページ45)

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知念side

涼介がAに、…ｷｽしてる所を目撃してしまった。

その後、涼介を問い詰めたけど

自分でも何でこんな事したのか分からない

としか言わなかった。

まぁ、説教したんだけどね。

Aのﾌｧｰｽﾄｷｽかもしれなかったんだし。

それから、Aが目が覚ましたから皆で家に帰って。

ひかから話があると、僕達だけが呼び出され
Aはお風呂に行った。

そして、今に至る。

Aがお風呂に入ったのを確認してから、話するんだろうけど…話を始めない。

A 入ったよ?
早くしないと、A上がっちゃうのに…。

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中「ね、話って…?」

光「＿＿＿＿＿あいつらに、ばれた。」

涼「は…?」

曇った顔付きのひかが、重たそうに口を開いた。
次に、雄也が口を開く。

高「青凛高校のやつが、たまたまAと山田達が帰る所を見たらしい。

そこから広まっていったんだろうな…。」

知「ど、どうするの…?」

薮「知念、落ち着け。

とりあえず、すぐには来ないだろ。
ただ問題は…あいつらがいつ来るかだ。」

慧「Aを1人にしないってゆーのも…。」

圭「難しいね。」

涼「…。」

圭「山ちゃん?」

涼介が突然立ち上がり、ﾄﾞｱの方へ向かって行く。
ﾄﾞｱを開けると

ｶﾞﾁｬ

涼「入れ。」

あ「っ…。」

知「っA…!」

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石鹸やｼｬﾝﾌﾟｰの匂いに紛れて、気付かなかった。

あ「ばれたって…どう言うこと…ですか…?」

中「…。」

あ「っ、私…どうなるんですか…?」

Aは、涙目になり怯えた表情だった。

知「だ、大丈夫だよ…!

僕達が命懸けで守るから!!」

Aの手を握り締める。
微かに、ｶﾀｶﾀと震えていた。

高「＿＿＿明日から気を付けろよ。

あいつらは容赦無く来る時がある。
確実に危険だ…。」

あ「…は…い。」

雄也…そーゆうこと言わないでよ。

Aの顔が一気に青くなっちゃったじゃん。

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僕達は、完全になめていた。

あいつらの恐ろしさと強さを＿＿＿

あんなに簡単に、僕らからAを攫っていくなんて
思ってもいなかった＿＿＿。

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