9人のドS○○達…【1】 (ページ14)

今日:9 hit、昨日:26 hit、合計:5,203,921 hit

13 ページ14

あ「はぁっ…っ、はぁ…。」

体育は大っ嫌い。
運動神経の無い私にとっては地獄だから。

ﾏﾗｿﾝとか特に…苦手だし、体力も無いし。

ｻﾞｯ＿＿ｽﾞｼｬｧｱｯ…!!

あ「いっつ…!!」

思いっきり派手に転んでしまった。

しかも膝、思いっきり擦りむいたし…。

女「一条さん大丈夫!?」

あ「だ、大丈夫、です…っ。」

先生「ｹｶﾞしてるじゃないか。

保健室に行ってきなさい。」

あ「はい…。」

.

.

.

.

.

.

.

.
膝の痛みに耐えながら、ﾖﾛﾖﾛと歩いて行ってなんとか保健室についた。

ｶﾁｬ…

あ「先生ー…ｹｶﾞしちゃったんですけど…。」

一応保健室だから、控えめな声で話しながら入る。

けど、肝心な先生がいない。

待つことにして、ｲｽに座った。

あ「誰か、寝てるのかな…。」

1つだけｶｰﾃﾝが閉まってるﾍﾞｯﾄﾞがある。

ここの保健室は広くて

大きな部屋にﾍﾞｯﾄﾞが5つぐらいある。

?「っ…んぁ。や…そこ駄目…っ。」

あ「っ…!? //」

な、何この声!!

ｶｰﾃﾝの閉まっているﾍﾞｯﾄﾞの奥から、完全にｿｯﾁ系の行為をしている最中の声が…。

このまま聞いてるのも嫌で、保健室を出ようと思ってｲｽを立った。

.

.

.

.

.
ｽﾞｷﾝｯ…!

あ「いっ…!!」

ｶﾞﾀﾝｯ!!

膝の傷の痛みのせいで、足がふらつきｲｽに足が引っかかった。

その音と、私の声はもちろん聞こえてしまったわけで…

?「誰だっ!!」

男の人の声がして、ｶｰﾃﾝが開いた。

何も聞いてません、
何も見てません、

そう謝ろうと振り向いたら

あ「た、高木君!!?」

高「なんだ、お前か…。」

女「っあ、あたし教室に戻るね! /

ばいばいっ雄也!! 」

聞かれてた恥ずかしに耐えきれかったのか
女の人は服を着て、保健室を出て行った。

高木君と二人だけで取り残されてしまった。

いや、せめて高木君も連れてって欲しかったよ…。

高「盗み聞きとは、悪趣味だねー。」

高木君は、ﾆﾀﾘと笑みを浮かべながら私を見てきた。

.

.