9人のドS○○達…【1】 (ページ13)

今日:6 hit、昨日:12 hit、合計:5,203,892 hit

12 ページ13

涼介side

そう言って、Aは生徒会室を飛び出ていった。

涼「＿＿＿おもしろれぇ。落としがいがあるな。」

薮「それより、山田。

体調はどうだ?」

涼「別に平気だよ。」

ｸﾗ…

涼「っ…。」

薮「平気そうには見えないけどなぁ…。」

光「今日も行くけど、お前はどうする?」

涼「行かねーよ。めんどくせーし、飛ぶのに体力を無駄にするだけだ。」

.

.

.

.

.

.
一週間に2・3回のﾍﾟｰｽで、皆は血を吸いに夜家を出る。

だけど、俺は吸わないから家に残ると毎回言うが無理矢理連れて行かれる。

Aを拾った時だって、無理矢理連れて行かれたけど結局は飲まなかったし。

生々しい血を見たり匂いを嗅ぐだけで頭がおかしくなるからだ。

移動のために空を飛ぶのだって相当な体力を消耗するし。

涼「教室に戻る。」

俺は生徒会室を出て教室に戻った。

.

.

.

.

.

.

.
教室に戻ると、さっき出て行ったAが授業の予習をしていた。

涼「そんな事して何の役に立つんだよ。」

あ「…。」

話しかけた俺を、1度睨み付けるとそっぽを向いた。

涼「あのなぁ…話しかけてんだから答えろよ!」

あ「そんな上から目線で話しかけらたら、返事なんてする気が出ません!!」

涼「はぁっ!?

ったく…てか、次の時間体育だぞ?」

あ「えっ…。」

.

.

.

.

.
慌てて時間割を確認すると、無言になった。

あ「っ…//」

Aは、恥ずかしそうに顔を赤らめ
体育着を持って教室を出て行った。

おもしれぇな…。

あ「あ。一応…ありがとうございました!」

ﾄﾞｱから、少しだけ顔を出してお礼を言ってきた。

年同じなのに敬語なのかよ…。

涼「ふっ…落としがいがあるわ。」

ﾄｸﾝ…＿＿。

……?

涼「俺も着替えるか…。」

体育着を持ち、更衣室に向かった。

.

.