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「 大ちゃん… 。 あのね 」
すっと 離れる 俺と山田 。
「 俺の初恋 誰だか知ってる? 」
「 へ? 」
「 12年くらい前に 初めて 会った時にね、 すっごく 優しくしてくれたの 。」
「 それが 大ちゃんだったの 」
「 だから 大ちゃんと メンバーとして 一緒にいられるだけで 幸せだった 。」
「 俺 大ちゃんが 思ってるよりも 大ちゃんのこと 好きだよ ? 」
といって ふふっと 笑う山田 。
「 じゃあ 両想い… ? 」
「 うん 」
「 山田 … もう1回告白していい? 」
「 は? 」
「 俺と 付き合ってください 。」
「 ばか 、俺結構 めんどくせぇーよ ?」
「 うん 、知ってる 」
「 俺 … ぉれ … 素直じゃ ないょ… ? 」
「 そこが 可愛いんだって」
ぐずぐず と泣き始めちゃった山田 。
俺は 山田の涙に 弱い 。
だから すぐ 抱きしめてしまう 。
「 こんな 俺で いいの … ?」
「 こんな 山田が いいの 」
「 大ちゃ … 」
あぁ 、 やべぇ どうしようもなく 好きだ 。
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作者名:こ ま め | 作成日時:2017年10月15日 21時