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ym
「 何も無かったように 。 か… 。 」
そんなの 無理だよ 。
そもそも いのちゃんは本気だったのか ?
お遊び 、 かもしれないじゃんか 。
でも 、もし本気だとしたら 俺 どーすりゃいいの ?
俺は いのちゃんの事は普通に好きだけど 俺が本当に好きなのは 大ちゃんだし 。
「 ん〜 。 」
でも 曖昧にしてる自分に 罪悪感が 芽生える 。
「 涼介 。 ひとりで考え込まないでよ 。 」
「 ん 、」
でも まぁ 大ちゃん 話しかけてくれたし 。
見てなかった かもしれないし 。
その日は 特に何もなく 終わった 。
大ちゃんも 普段通り接してくれたし 。
「 やまだぁー 」
「 … ん ? 」
「 このあとさぁー 空いてる ? 」
「 え 、」
大ちゃんからの お誘いは 嬉しいけど 何話すんだろう 。
「 あ、 空いてなかったら いいよ 」
「 え ? あ、えと 空いてるよ 、いこっ!」
そっか 、 よかった 、と にこっと 笑う大ちゃんに 俺はまた 惚れるんだ 。
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作者名:こ ま め | 作成日時:2017年10月15日 21時